情報デザイン領域・写真コース4年生のLI KEXIN(リ・カシン)さんによる個展「Pretty Image Game」が開催されます。
是非ご高覧ください。
会期:2024年10月22日(火)〜27日(日)
時間:12:00〜20:00(最終日のみ17:00まで)
会場:MEDIA SHOP Gallery 2
京都市中京区河原町三条下る一筋目東入る大黒町44 VOXビル 2F
「Pretty Image Game」
今回の展示は三つの部分から構成されています。
「Pretty」という作品は、自分が美しくないと感じたり、真の自分ではないと考えたりする写真をAR形式で、自分の目に映る本当の自分の姿に変換するプロセスを再現しています。
「Image」という作品では、自分のことが大好きな私は、よく自分をスターのように想像します。時々、誰もがスターになれると思い、本当のスターも私たちと同じ普通の人間であると感じます。この考えに至ると、スターたちの価値もブランド品と同様に、消費主義によって付けられているのではないかと思います。よく目にする看板やポスターを含めた街の写真を撮影し、スターやモデルに変身した自分のセリフポートレートをそれらの写真に加え、現実的でありながらフェクションの街の様子を表現しました。現在の社会に存在する私たちは、消費主義が潜んでいることをどのように理解すべきかを探求する写真作品です。
「Game」という作品は、インタラクティブデバイスを用いたゲーム形式で、容貌への不安やPTSDが生活に与える影響を表現し、観客がこれらの問題に直面することで、自分自身をより良く見つめ直すきっかけを提供する作品です。