情報デザイン領域2年生制作のCM作品「広告ッキング!」が広告動画コンテスト「第8回 BOVA (ボバ)」学生部門のファイナリストに入選しました。「第8回 BOVA(Brain Online Video Award)」とは広告・クリエイティブの専門誌『ブレーン』により2013年より実施され、WEB上で公開される動画を対象としたコンテストです。映像制作業界の活性化と、これからの時代を担うオンライン・ビデオクリエイターの発掘と育成を目的としています。
審査はCMディレクターの中島信也氏(東北新社)、木村 健太郎(博報堂ケトル)をはじめ日本の広告界を代表するクリエイターら16人により行われました。
入選作品「広告ッキング!」のシーン
入選作品「広告ッキング!」はグラフィックデザインコース2年生(2020年度)6名のグループワークで制作されました。
入選した学生の氏名は以下です。
武田早紀さん
武市菜乃子さん
谷口光さん
土佐悠夏さん
中野未萌さん
小嶋勲飛さん
学生部門は2作品の部門賞と11作品がファイナリストとして選出されましたので全国の学生応募作品のベスト13として選ばれた
事になります。なお「第8回 BOVA」には一般部門192作品、広告主部門150作品の応募がありました。
学生部門ファイナリストは一般公募部門192点からの選出となります。
入選作品「広告ッキング!」は以下、YoutubeのBOVAのチャンネルで配信中です。
是非視聴ください。
「第8回BOVA」WEBサイトに全審査結果の発表が掲載されています。URLは以下です。
「広告ッキング!」は、ページの最後に掲載されてます。
https://bova.co/history/8th
「BOVA」は、クライアントである会社から出された課題に対して、解決策となるCMを制作するコンテストです。審査では
オンラインならではの「話題になる」「新たなアイデアに溢れている」作品が評価され選出されます。今回の入選作品「広告ッキング!」はデザイン界の転職、斡旋を業務とするマスメディアン社からの課題に対して制作されました。課題内容は学生に「広告の仕事って面白そう!」と思ってもらう動画作品です。この課題の本学制作チームの解決策は以下でした。
・アイデアで人の心を動かす広告の仕事に興味を持ってもらうため、制作過程を調理に置き換え、広告を親しみやすく表現する。
・内容には広告を学ぶ学生自身の経験を盛り込み、山あり谷ありながらもやっぱり面白い広告を学生目線で紹介する。
・動画制作においてはグループで広告制作における「あるある」に共感し合いながら、作品に散りばめる。
・ストーリー
或る料理番組で広告制作が始まる。しかし、張り切りすぎたあまり料理人は料理に失敗。
そんな中コック長から助言を授けられ、見習いはおいしい広告を完成させるため奮闘する。
今回の入選作品は本学2年生対象の情報デザイン実習の課題作品として制作されました。この授業では映像による広告表現を学ぶ授業です。チームの企画会議をベースにブレインストーミングから撮影、編集のフィニッシュワークまでの実技も学びます。
授業では今回の動画コンテスト「BOVA」に応募することを前提に授業課題を制作しています。
10月から1月までの約4か月で制作されました。
「広告ッキング!」の撮影風景