卒業生展覧会/飯川雄大 DECORATORCRAB ―0人もしくは1人以上の観客に向けて―

本学の卒業生の飯川雄大さんが以下展覧会で発表します。

 

 
 
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<同時開催中の展覧会>
 
「六本木クロッシング2019展:つないでみる日本の現代アートの今を見せたい!」
 
国内の芸術祭や展覧会で活躍するアーティストユニット、目による新作大型作品《景体》(仮称)や、現代の情報社会の在り方を批評的に表現した飯川雄大の《デコレータークラブ》など、さまざまなジャンルのアーティストが日本の「いま」を映し出します。
 

森美術館15周年記念展
「六本木クロッシング2019展:つないでみる日本の現代アートの今を見せたい!」
会場:森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階、53階
会期:2019年2月9日(土)~ 5月26日(日)
開館時間:10:00~22:00(最終入館 21:30)
※火曜日のみ17:00まで(最終入館 16:30)
※ただし4月30日(火)は22:00まで(最終入館 21:30)
※「六本木アートナイト2019」開催に伴い、5月25日(土)は翌朝6:00まで(最終入館 5:30)
料金:一般  1,800円
学生(高校・大学生)1,200円
子供(4歳~中学生)600円
シニア(65歳以上)1,500円

以下、飯川さんによる展覧会の解説です。
「今回の《デコレータークラブ 配置・調整・周遊》では、元公民館のA-lab建物を用い、事物の全容を断片から想像していくプロセス自体の作品化を試みている。建物に運動の要素が与えられ、空間に様々なパースペクティブが生まれていく。
そこに建物が持つ潜在的な景色が現れ、建物を質量や細部の形から経験することができる。視覚の実感とは何か、私たちがいかに視覚情報から物事を「想像しすぎている」か、どこを撮っても奇妙にフォトジェニックな空間が立ち現れる展覧会場で新たな気づきをもたらすだろう。」

飯川さんのこれまでのおもな展覧会としては、KAAT神奈川芸術劇場の「KAAT EXHIBITION 2017 「かたり(語り/騙り)の空間」(2017)、広島市現代美術館での「ゲンビどこでも企画公募2017展」(2017)、滋賀県立近代美術館ギャラリーの「遭遇するとき -Happening Upon-」(2013)などがあります。
 
詳しくは森美術館のサイトをご覧ください。

https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/roppongicrossing2019/index.html