学生作品が4カ国の映像祭入選/イギリス、アメリカ、フランス、日本

本学・メディアデザイン領域学生作品「なつまつり/Summer Festival」がイギリス、アメリカ、フランス、日本の4カ国の映像祭に入選しました。

 

1)「第4回ミート・フィルム・フェスティバル」プリマス、イギリス

2)「第2回オープンワールド・アニメーション・フェスティバル」ペンシルべニア州、アメリカ

3)「第2回フル・スーパー・フェスティバル」ナント、フランス

4)「第11回北九州デジタル・クリエーター・コンテスト」

 

入選作品のアニメーション「なつまつり( Summer Fesitval )」はメディアデザイン領域2年生を中心に、人形アニメーション実習課題として5名の学生が共同制作しました。作品の内容は夏祭りの夜、一人の少年ときつねの友情を描くファンタジーです。
手作りで人形やセットを制作し、人形を少しづつ動かし撮影するストップ・モーション・アニメーション技法により作られました。

なお「なつまつり( Summer Fesitval )」は、昨年アメリカで入選しており、今回で4回目の海外映像祭入選となりました。

 

制作スタッフ

後藤 由香里  アニメーション・CGコース 2年

松林 優祈   〃

山近  優真  映像・放送コース 2年

内山 花    〃

木崎 光帆子 美術領域 2年

指導:翠緯泰先生

※学年・領域は制作当時のものです。

 

 

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「ミート・フィルム・フェスティバル」パンフレット「なつまつり/Summer Festival」上映日時が3月24日午前9時30分で記されている。

 

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「ミート・フィルム・フェスティバル」 上映会場

1)「第4回ミート・フィルム・フェスティバル」プリマス、イギリス

イギリスの南西部に位置する都市、プリマスで開催された映像祭「第4回ミート・フィルム・フェスティバル」はヨーロッパの教育組織が教育の向上と交流を行う目的で行われています。映像祭名であるMeetとは、Movie for European Education and Training (ヨーロッパの教育と実習のための映画)の略称です。3月23日 – 24日にプリマス市内の映画館で行われました。今回は 87カ国から966作品が応募され、およそ80作品が上映されました。

 

 

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オープンワールド・アニメーション・フェスティバルのフェイスブック上で掲示された「なつまり」の広報写真。

2)「第2回オープンワールド・アニメーション・フェスティバル」ペンシルべニア州、アメリカ

ニューヨーク州に隣接するペンシルべニア州にあるアレンタウンで3月23日~26日にかけて行われたアニメーション映像祭。
オルタナティブ・ギャラリーというアート・ギャラリーによって主催され、アートアニメーションを中心にした上映作品で構成されました。

 

 

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「フル・スーパー・フェスティバル」の上映風景

3)「第2回フル・スーパー・フェスティバル」ナント、フランス

通常の映画祭とは異なり、バスにスクリーンやプロジェクターを搭載し、フランスのナント市から複数の都市で上映を行う映像祭。
上映場所はフランスの各都市を中心に行われ、ポルトガルまで上映ツアーが行われます。また上映は野外で行なわれ会場では観客に葉書に感想を書いてもらい作者に郵送するという、現代社会で失われつつある交流を行うのも特徴です。今回は5月に第1回のツアーが行われその後、ポルトガルを含む複数の場所で上映が行われます。

「第2回フル・スーパー・フェスティバル」公式サイト。上映の様子が動画で視聴できます。
https://www.laboitecarree.org/

 

 

KDCC

4)「第11回北九州デジタルクリエーターコンテスト」

西日本工業大学、北九州市などによって開催された、アート× デザイン× テクノロジーのかかわりから表現された作品を募るコンテストです。
新たな視点、新たな表現を提示するクリエーターを発掘することを目的としています。
2017年3月13日 に西日本工業大学で公開審査が行われ受賞作品および入選作品が決定しました。

「第11回北九州デジタルクリエーターコンテスト」入選者リスト
http://kdcc.info/news/2017.html

 

 

 

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写真 「なつまつり( Summer Fesitval )」