「潜在意識への旅展」ポスター
ドイツとアメリカの2カ国で開催される映像祭「潜在意識への旅展 – シュルレアリスム・プロジェクト」に本学・情報デザイン領域・映像コースの天谷亮太さんが入選しました。入選作品は2023年制作のドラマ「僕を葬る」(英語題名:My Requiem)です。
この映像祭は、フランスの詩人アンドレ・ブルトンによるシュルレアリスム宣言の発表から100周年を記念して開催されます。シュルレアリスムは、人間の心の中にある無意識の世界を探索し、新しい表現を生み出しました。その表現は芸術・文学運動として芸術と日常生活に広く影響を与えました。
この映像祭では2000年以降のシュルレアリズム表現の映像作品を紹介しています。
写真:天谷亮太「僕を葬る(英語題名:My Requiem)」映像祭カタログより
主催はドイツのケルンを拠点とするニューミュージアム・オブ・ネットワークアートです。映像祭はドイツのオンライン会場とアメリカのトーランス美術館(ロサンゼルス)の2カ所で7月から9月にかけて同時開催されます。天谷さんの作品はドイツからの動画配信で8月19日から26日までの4日間に上映されます。また予告編も配信されていますので、以下からご視聴ください。
「僕を葬る(英語題名:My Requiem)」予告編1分
天谷さんの「僕を葬る(英語題名:My Requiem)」は以下、映像祭のURLから8月26日(土)まで視聴できます。Program2の再生プレイヤーを選択ください。再生時刻32分37秒から天谷さんの作品を視聴する事ができます。作品の長さは6分40秒です。
なおProgram2は各国から応募された13作品(約1時間半)のプログラムです。
視聴ページ
https://the-surrealists.nmartproject.net/surrealist-darkroom-cologne/?fbclid=IwAR08Oa4CPXaY6bckJ4MaEIwBCpO2sWtqojWUHH5-oMeKp-0YRv–JpiEbJY
入選作品「僕を葬る(英語題名:My Requiem)」
入選作品「僕を葬る」は本学、映像コース3年のドラマ課題として制作されました。課題の目的は「夢」を題材に人間の内面に隠された本音や願望などをドラマで表現することです。
天谷さんの作品は家族愛をテーマにしています。現実の家族関係に問題を抱える主人公が、睡眠中の夢の出来事から家族の大切さに気づく物語です。撮影は琵琶湖の湖畔で行われました。
出演:
疋田 健晶
北村 嘉久
撮影:
木下 翔生
入選作品「僕を葬る(英語題名:My Requiem)」
「潜在意識への旅展 – シュルレアリスム・プロジェクト」
Vacations in the Subconscious – The Surrealist Project
会期:2023年7月22日ー9月9日
会場:
ドイツ:アルファベット・アートセンター、ケルン(Alphabet Art Centre,Cologne)
アメリカ:トーランス美術館、ロサンゼルス(Torrance Art Museum,Los Angeles)
主催:ニューミュージアム・オブ・ネットワークアート、ドイツ(The New Museum of Networked Art,Germany)
アメリカの展示会場「トーランス美術館」(ロサンゼルス)
2023.8.22
学生作品入選:「潜在意識への旅展- シュルレアリスム・プロジェクト」ドイツ、アメリカ