「Regret」の受賞の表彰状
アメリカのイリノイ州ロックフォードで開催された「第15回モザイク・ワールド・フィルム・フェスティバル」に本学・情報デザイン領域、映像コース4年生の服部亮次さんが学生・ドラマ部門の最優秀作品賞を受賞しました。
受賞作品はドラマ「Regret(リグレット)」。映像コース3年生のドラマ制作の課題作品として制作されました。親友の自らの死を止められなかった事を後悔する少女が死後の世界に行き親友と再会する物語です。
本映画祭への応募総数は454本で、学生のドラマ部門に応募されたのは41本でした。服部さんの受賞作品はこの41本から選出されました。また審査は10名の審査員の投票で決定されました。
「Regret」の受賞発表画像(映画祭の公式ウェブサイト)
この映画祭は、2008年からモザイク・ワールド・フィルム財団が主催し、商業映画とは異なる質の高いインディペンデント・ムービーを紹介する国際映画祭です。映画祭の名前は、映画監督アンドレイ・タルコフスキーの有名な言葉、”映画は時間のモザイク”から取られたそうです。
新人や学生を支援する理念がこの映画祭にはあります。最近の例として新人監督であった地元ロックフォード出身のビン・リューが第91回アカデミー賞と第71回エミー賞にノミネートされた2018年、映画祭で彼を特集し、作品の公開を支援し注目されました。
受賞作品「Regret」服部亮次
第15回モザイク・ワールド・フィルム・フェスティバル
The 15th Mosaic World Film Festival
日程:2022年9月16日-9月18日
会場:ノルフォード・センター、イリノイ州ロックフォード、アメリカ
受賞名:学生・ドラマ部門 最優秀作品賞、Best Narrative film(Student)
WEBサイト:http://www.mosaicfilmfest.com/
受賞作品「Regret」服部亮次
受賞作品リスト(映画祭の公式webサイト)
https://mosaicfilmfest.com/index.php/2022-mwff-award-winners/?fbclid=IwAR0gsJutzFy47YhDcZpPBo5jUbWp_u2d8RGeW_u3u09o4viW8o0FtZNa3mI
「Regret」予告編 1分は以下で視聴できます。
https://www.youtube.com/watch?v=nsHI9nxoKdQ&t=1s
なお服部さんの「Regret」は本年7月、イタリアの映画祭でも入選し、ファイナリストに選出されていました。その時の記事については以下、本サイトの9月の記事を参照ください。
会場付近の景観(イリノイ州ロックフォード)
会場の外観
映画祭のステージで作品解説する監督