成安造形大学・情報デザイン領域・映像コース4年生の3名が4つの映画祭に入選しました。
以下、入選した学生と映画祭の紹介をします。
1.橘唯月(たちばな ゆづき)さん
・第18回アテネ・デジタル・アーツ・フェスティバル(ギリシャ)
・第7回ウエスト・バージニア・マウンティニア短編映画祭(アメリカ)
2.服部亮次(はっとり りょうじ)さん
・第11回トラチェ・シネマトグラフィケ映画祭(イタリア)
3.相馬大晏(そうま だいあ)さん
・第4回 国際青少年映画祭(スペイン)
入選作品「源氏パイ妄想被害事件(Deduce from Genjipai)」橘唯月
1.橘唯月(たちばな ゆづき)さん
橘唯月さん制作の「源氏パイ妄想被害事件」(英語題名:Deduce from Genjipai)がメディアアートフェスティバルと映画祭に入選しました。
この作品は本学、映像コース3年生の課題作品として制作されたアニメーションを手法としたドラマです。物語はある探偵が殺人現場に残された源氏パイのかけらから推理し容疑者を特定しますが、最後に災難がふりかかります。ベルギーのシュールレアリズムの画家ルネ・マグリットの絵から引用したモチーフで登場人物を創作してます。
「源氏パイ妄想被害事件」は以下、橘さんのYoutubeチャンネルで全編視聴できます。再生時間は3分22秒です。
第18回アテネ・デジタル・アーツ・フェスティバルのポスター
◆第18回アテネ・デジタル・アーツ・フェスティバル(ギリシャ)
Athens Digital Arts Festival (ADAF) は、アート、サイエンス、テクノロジーの関係を探求するために毎年開催されているメディアアート・フェスティバルです。仮想現実・拡張現実、インタラクティブ・インスタレーション、ゲームなど12の部門で構成されています。橘さんの作品はビデオアート部門に選出されました。今回は世界から応募された約5700作品の中から約500作品が選出され展示されました。
このフェスティバルはアテネの非営利団体Multitrab Productionsによって主催されギリシャとEUの共同出資により、ギリシャ文化・スポーツ省、アテネ市の後援の下で実施されています。
アテネ・デジタル・アーツ・フェスティバル カタログ:
「源氏パイ妄想被害事件」(英語題名:Deduce from Genjipai)が掲載されてます。
https://www.2022.adaf.gr/program/deduce-from-genjipai/
第18回アテネ・デジタル・アーツ・フェスティバル
The 18th Athens Digital Arts Festival
日程:5月25日ー29日
会場:アテネ・シティ・センター、他(ギリシャ、 アテネ)
公式サイト:
https://www.2022.adaf.gr/program/
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第7回ウエスト・バージニア・マウンティニア短編映画祭のポスター
◆第7回ウエスト・バージニア・マウンティニア短編映画祭
アメリカのウエストバージニア大学・芸術デザイン学部によって2010年に設立されました。大学および地域に映画芸術の優れた表現を紹介し、映像作家の育成と支援を目的にしています。
映画祭カタログ:
「源氏パイ妄想被害事件」(英語題名:Deduce from Genjipai)が映画祭の学生部門に掲載されています。
https://www.wvmsff.com/student-sophia/#Deduce
第7回ウエスト・バージニア・マウンティニア短編映画祭
The 7th West Virginia Mountaineer Short Film Festival
日程:2022年4月22日-23日
会場:ウエスト・バージニア大学、アメリカ
公式サイト:
https://www.wvmsff.com/
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入選作品「Regret」服部亮次
2.服部 亮次(はっとり りょうじ)さん
服部 亮次さんが制作した「Regret(リグレット)」がイタリア・ローマで開催される映画祭、第11回トラチェ・シネマトグラフィケ映画祭に入選しました。
「Regret(リグレット)」は本学、映像コース3年生のドラマ制作の課題作品として制作されました。この作品は親友の自死を止められなかった事を後悔する少女が死後の世界に行き親友と再会するドラマです。
「Regret」予告編 1分は以下で視聴できます。
トラチェ・シネマトグラフィケ映画祭のポスター
◆第11回トラチェ・シネマトグラフィケ映画祭(イタリア)
今年で11回目を数えるイタリア、ローマで開催されている16分までのショートフィルムを対象とする国際映画祭です。上映会場は16世紀にローマ教皇によって建てられた歴史的な建築として知られるサンガッロ要塞です。建物の中庭にスクリーンと客席を設営し、映画祭が行われます。
今年の応募総数はまだ公開されてませんが、昨年の応募総数は1400作品でした。今年は34作品が最終選考作品として選出されましたので、倍率は推定ですが約41倍になります。
受賞者リスト:「Regret」が最終選考のファイナリストとして自由部門に掲載。
http://www.traccecinematografichefilmfest.it/traccecinematografichefilmfest/Final_%26_Winner_2022.html
トラチェ・シネマトグラフィケ映画祭の受賞者リスト。服部さんが赤で囲ったところに掲載されています。
第11回トラチェ・シネマトグラフィケ映画祭
The 11th Tracce cinematografiche Film Fest
日程:2022年6月28日-7月3日
会場:サンガッロ要塞(Forte Sangallo)、イタリア
公式サイト:
http://www.traccecinematografichefilmfest.it/traccecinematografichefilmfest/Home.html?fbclid=IwAR2UZg4TfzVcM253Lv6zWg1kvvTna7raSFW9HScdOr9UXZ5LKdLLwCC1HZQ
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入選作品「SUSHI」相馬大晏
3.相馬大晏(そうま だいあ)さん
相馬大晏さんが制作した「SUSHI」がスペインで行われた第4回 国際青少年映画祭に入選しました。
「SUSHI」もまた本学、映像コース3年生の課題作品としてアニメーションと実写の合成手法によって制作されたドラマです。主人公は経済的な事情で寿司を食べたくても食べられない大学生。ある日、大学生は夢を見ます。その夢の中で海でとび子の妖精と寿司ネタとなる魚類を狩り、寿司をつくります。
「SUSHI」予告編 1分は以下で視聴できます。
◆第4回 国際青少年映画祭(スペイン)
国際青年映画祭はスペイン西部のシジェロス市で開催されました。主催者はシジェロス市とシジェロス文化協会です。12歳から30歳までの青少年を対象とした映画祭で、映画芸術を通して世界を知り学ぶという教育的目的で開催されています。第4回目となる今回は、約200作品の応募があり、その中から82作品が入選しました。
入選者リスト:
C3部門(18歳から30歳部門)に相馬君の名前があります。
https://cachinusdecine.es/seleccion-oficial-iv-ficij-cachinus-de-cine-de-cilleros
第4回 国際青少年映画祭 The 4th International Youth Film Festival
会期:4月28日- 4月30日
会場:シジェロス文化センター、 the Cultural Center of Cilleros、スペイン
国際青少年映画祭ポスター。「SUSHI」の作品名が掲載されています。
映画祭の入選者リスト。相馬さんが赤で囲ったところに掲載されています。