第71回カンヌ国際映画祭「ショートフィルムコーナー部門」にアニメーション・CGコース3年生の後藤由香里さんの作品が選出されました。
本年、2月27日にお知らせした映像・放送コース4年生の近藤颯人(りゅうと)さんに続き2人目の学生作品選出となりました。
選出作品「待合室」は切り絵を素材として用いたアニメーション作品です。
ある雨の日にバス停で母を待つ少女が、そこで出会う人々と交流する物語です。なおこの作品は今年のアニメーション・CGコースの課題作品として制作されました。
カンヌ国際映画祭ショートフィルムコーナー・サイトより 「待合室(The Waiting Room)」( 後藤由香里/Yukari Goto )
カンヌ国際映画祭は71年の歴史をもち、フランス政府が主催する世界の三大映画祭の1つです。
毎年、新聞やテレビ局が報道する劇映画のコンペテション部門がよく知られています。
しかし、その他、映像プロダクションによる作品から学生作品まで短編映画を幅広く紹介するショートフィルム・コーナー部門があります。
主催者による審査を経て毎年、約100カ国1800作品が選出されます。製作者や配給会社との商談の仲立ちを行い、短編映画作家たちの支援を目的として開催されます。
作品は試写室やコンピュータ上のオンライン試写で鑑賞できる仕組みになっています。また短編映画を配給、製作する会社のブースがあり、連日シンポジウムやワークショップが開かれます。
第71回カンヌ国際映画祭「ショートフィルムコーナー部門」(71st Festival de Cannes,Short film corner)
日時:2018年5月8日-19日
会場:パレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレ(カンヌ、フランス)
以下より、カンヌ国際映画祭ウェブサイトにある 「待合室(The Waiting Room)」( 後藤由香里 /Yukari Goto)のページをご覧いただけます。
http://sub.festival-cannes.fr/SfcCatalogue/MovieDetail/fc3b3dfa-e413-4541-b45b-49f933fb248c
「待合室(The Waiting Room)」( 後藤由香里/Yukari Goto )
以下より、カンヌ国際映画祭・ショートフィルムコーナーの様子を分かりやすく解説した2分間の動画がご覧いただけます。