受賞作品「The Stream VI」
東京で開催された「第39回東京ビデオ・フェスティバル2017」にてメディアデザイン領域・櫻井宏哉教授(映像・放送コース)がグランプリを受賞しました。受賞作品は水の躍動感をテーマにした2015年制作「The Stream VI」です。水田の水路というありふれた日常的な場所で、普段気づかない美しさを表現した事が評価され受賞となりました。
今年で39回目を迎える東京ビデオフェスティバルは、市民映像文化の振興をめざす映像祭です。まず全応募作品から、入賞作品となる「TVF2017 アワード」(40 作品)が選出されますが、成安造形大学から3人がこの賞に選出されました。櫻井教授、映像・放送コース4年生の大内清樹さん、グラフィックデザインコース2年生 藤井アマンダ奈瑠美さんです。この受賞についてのニュースは以下参照ください。
学生作品受賞/ 市民がつくるTVF(東京ビデオフェスティバル)2017
http://mediadesignlab.net/?p=1658
その後、2 月 11 日(土)「グランプリ」を選ぶ公開審査が東京で開催されました。審査員の髙畑勲氏(アニメーション映画監督)、大林宣彦氏(映画監督)、小林はくどう氏(ビデオ作家・成安造形大学名誉教授) 佐藤博昭氏(ビデオ作家・日本工学院専門学校講師)、村山匡一郎(きょういちろう)氏(映画評論家)、司会の下村健一氏による討論が行われました。
この公開審査では櫻井教授のほか、大内清樹さんと藤井アマンダ奈瑠美さんもグランプリ候補者として挙げられ、審査委員から候補となった理由が述べられました。大内さん、藤井さんとも、ほぼ審査委員全員の賞候補に挙げられ高い評価が述べられました。その後、最終選考では櫻井教授と大内清樹さんを含む12名に絞り込まれ、約2時間にわたる多様な視点による審査を経て、櫻井教授がグランプリ受賞となりました。
第39回東京ビデオ・フェスティバル 2017
2017年2月11日、12日 武蔵大学、東京
グランプリ・ビデオ大賞:「The Stream VI」櫻井宏哉
TVF2017アワード受賞の成安造形大学学生
「粘菌の森」大内清樹
「Nikkei Brajirujin」藤井アマンダ奈瑠美
東京ビデオフェスティバル2017 公式サイト
http://tvf2010.org/top2014.html
「The Stream VI ※ダイジェスト版・再生時間1分」は以下で視聴できます。
https://www.youtube.com/watch?v=-PEoL_HUX1o
「東京ビデオフェスティバル2017」会場にて。
左から藤井アマンダ奈瑠美さん、大内清樹さん、櫻井教授、佐藤博昭氏(審査委員)、村山匡一郎氏(審査委員)